
新臨床歯科矯正学研修会に参加して(治療Ⅱ期編)
本日、新臨床歯科矯正学研修会に参加しました。
この勉強会は、小児から成人に関する矯正治療に関して、1年かけて生体学・解剖学・矯正学の基礎を改めて学びなおす会になります。
6-7人の小さな勉強会ですが講師との距離感が近く疑問に思ったらその場で質問を行えるのが気に入っています。
講師は、元日本歯科大学歯科矯正学講座 教授の石川晴夫先生です。2023年より勉強会に参加させて頂いてます。
リフレッシュ編、診断編、治療Ⅰ編とこれまでセミナーを行って頂き、今回から治療Ⅱ編の最終章に入ります。
今回は治療Ⅱ編の最終章の初回のため、総論として勉強会を行いました。永久歯列期ならではの矯正治療の特徴、エッジワイズ法からSWAまでの歴史的検証、固定源の確保と各種装置、テクニックの変遷などを中心に学びました。
特に印象に残ったのは、今現在ワイヤー矯正の主流でもあるSWAが生まれるまでの歴史的な過程が面白いと感じました。
先人たちのトライ&エラー、材料の進歩・発展、人間の思惑など様々な要素が絡んで、今日に至っています。僕らはその努力の結晶である装置を利用して日々の治療を行っています。
今後の医療の発展のためにも、常日頃からより良くなるための努力や意識をもつのが重要だと思います。
感想と今後の課題
セミナーを聞いて感じたことは、常日頃から”どうすればより良い工夫ができるか”という意識が、今後の臨床の進化にとって重要であると同時に、過去の歴史について学ぶことも大事だと感じました。
だからこそ常に学び続ける、インプット・アウトプットの継続が重要です。
歯科矯正学は進化し続ける分野であり、従来の技術、新しい技術の両方を学ぶことで、より良い治療が可能になります。矯正医師としての引き出しの多さを広がる、自分の知識を周りに還元するためにも精励恪勤の精神で努めたいと思いました。
締めくくり
最後に、石川晴夫先生、一緒に受講されている先生方に感謝します。いつも有難うございます。
このような勉強会を通じて、自分自身の知識を磨くことができたのは、とても貴重な経験です。
これからもこの学びを生かし、患者さんにとって最善の治療を提供できるよう努めていきたいと思います。
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執筆者紹介
赤坂矯正歯科 院長 黒岩哲良
経歴:日本矯正歯科学会認定医/歯学博士/鶴見大学歯科矯正学講座 非常勤講師
プロの歯科矯正医として、患者さんお一人ひとりに合った歯並び、噛み合わせの治療を提供することを使命としています。
デジタル矯正技術の導入や、世界中でアップデートされる治療方法の研究を日々行いながら、治療精度を高めています。
インビザライン、エンジェルアライナー、スマーティーなどのマウスピース型矯正を複数取り扱っています。
ワイヤー矯正はもちろん、アンカースクリューやメタルプリントなどの補助装置を併用したよりテクニカルな治療や、マウスピース型矯正、裏側矯正など目立たない矯正治療も行っております。大学病院の矯正専門科及び14ヶ所の歯科医院で基礎から応用まで臨床経験も豊富ですので、軽症〜重症まで幅広い症例に対応可能です。患者さんの健康と審美性を両立させるため、チーム医療の重要性を重視し、各専門家との連携を積極的に行っています。
初回カウンセリングでは患者様のご不安や疑問点を丁寧にヒアリングし、初めての方にも分かりやすくお答えさせていただきます。
よくある流れ作業的なカウンセリングではなく、お一人お一人の歯並び、噛み合わせの症状を正確に診断し、現状の症状の原因から具体的な治療方法まで私が直接ご説明をさせていただきます。(精密検査が必要な内容に関しては、お話出来ない場合があります。ご了承ください。)
患者さまにとって有意義なお時間になれば幸いです。お話を聞いていただいた上で、矯正治療を始めるかどうかじっくりご検討ください。
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