よくある質問
よくある質問
最終的に医院を決めるのは患者様ご自身です。通常は初診矯正相談を受け付けている医院がほとんどですので、お時間の許す範囲でいくつかの医院に相談に行き、慎重に医院をお選びになることをおすすめいたします。
矯正治療の専門歯科医師を前提に、以下の項目をご参考にしてください。
判断基準は人様々で、担当医との相性もあるかと思います。実際にカウンセリングを受けて一度お話をしていただくのが良いと思います。
歯列矯正装置をつけるまでの流れは以下のとおりです。
1.予約
ホームページの予約フォーム、または公式LINEより矯正相談のご予約をお取りください。
2.初回カウンセリング(約1時間)
お口の中のデジタルスキャンを行い、患者様の歯並びや噛み合わせの状態を矯正歯科医がお話しします。
治したいところや、ご心配なこと、矯正治療に対するご希望などもお伺いします。
※未成年の方は保護者と一緒にご来院ください。
3.精密検査(約1時間)
矯正治療を当院で始められる方は、精密検査を行います。この検査は矯正治療の診断と計画策定に必須となります。
①歯型のデジタルスキャン
②レントゲン撮影
③写真撮影(口腔内+お顔)
④口腔内検査
⑤噛み合わせ、顎の位置の検査
などを行います。
4.治療計画のご説明(約1時間)
精密検査の結果を元に、矯正専門の歯科医師が診断と分析を行い、治療計画を立てます。
治療計画は今後の治療内容の重要な設計図となるため、3~4週間掛けてじっくりと策定します。
5.治療開始
診断でお話しさせていただいた治療方針に、ご理解、ご同意いただきましたら、実際に矯正治療を開始します。
治療を開始してからの流れは、治療方法、装置により異なります。
初回カウンセリング相談から治療開始まで平均2ヶ月程度かかります。
矯正治療を開始する前に虫歯治療をしないと矯正装置が付けられなかったり、状態が悪化する恐れがありますので原則として虫歯治療を行いますが、検査結果によって歯並びを整える(矯正治療の)ために虫歯になっている歯を抜歯する事がありますので虫歯治療が必要のない場合があります。また矯正治療前にかぶせてある冠や詰め物は現在の悪い歯並びの状態に合わせて作られるため矯正治療途中、後に作り直さなければならない場合があります。いずれにしても検査の結果、治療方針が決定してからになります。まずは御相談ください。
歯ならびの状態によって全く変わってきます。気が付いたら早めに相談し、より良い時期に治療を開始されることをお勧めします。一般的に、受け口、開口など骨格に不正がある場合は、小学校低学年であっても治療を開始します。
歯はゆっくり動きますから、通院は1ヶ月に1~2回の通院で充分です。1回の所要時間は、通常30分から60分です。但し、最初に矯正装置を装着するときのみ、1時間前後必要です。後戻りを防止する保定期間に入った場合や、観察中は、3-6ヶ月に1回の定期検診で結構です。
痛みの感じ方は患者様によって異なりますが、治療中に痛みを感じる場合があります。虫歯の痛みとは違って病的な痛みではなく、ワイヤーなどで歯を動かす力が歯にかかることで、歯が浮くような痛みが生じるのです。とくに矯正装置を取りつけた直後や装置を調整した直後は痛みを感じやすいですが、ほとんどが2~3日でおさまります。
治療期間は一人ひとり、ケースや年齢により異なります。矯正治療では、顎関節や歯茎に適応させながら、害のない弱い力でゆっくり歯や顎を動かします。そのため、普通のケースで1年半から3年、難しいケースでは数年を要することもあります。
当院はトータルフィー制度を採用しておりますので、治療開始前に、治療にかかる費用の総額を明瞭にご説明いたします。費用については、治療費一覧をご覧ください。
当院では外科的治療を併用したスピード矯正を行っております。詳細はスピード矯正の説明を参考にしてください。
全ての患者様で抜歯しなければ矯正治療が開始できないということはありませんが、抜歯が必要となる患者様がいることも事実です。抜歯するか否かをどのように決めるかと申しますと、まず患者様のご希望をお聞きして、そのご希望に対して医学的資料(レントゲン・お口の中やお顔の写真・口内3Dデータ)を加味して決定します。
所轄の税務署で手続きをとっていただければ規定の条件がありますが医療費控除は受けられることが多いです。詳しくは行政にお問合せください。
フルコンタクトスポーツ(ラグビー、相撲、格闘技など)に関しては注意が必要です。矯正治療は可能ですが、方法を考慮する必要があります。
パーシャルコンタクト(サッカー、野球など)程度の接触を伴うスポーツであれば概ね問題はないと考えられます。アスリートの矯正治療の実績もございますので、スポーツに真剣に取り組まれている方のご相談に乗ることは可能です。
楽器に関して、吹奏楽の方は矯正装置の影響が少なからずあると考えております。しかし、慣れれば大丈夫という声を多くいただいております。また声優、アナウンサー、歌手など発声、発音を重要とされる方は装置の種類など要相談となります。
食事制限はほとんどありません。注意するならば装置が取れてしまう硬い食べ物、粘着性の食べ物などです。
矯正中、硬いものを咬むと痛いということも頻度は少ないですがあります。そのような時はまず痛くない部位で咬んでいただき様子を見ます。それでも治らなければ装置の調整を行います。(虫歯、歯周病など、矯正以外の原因であれば方法は異なります。)
食事の内容よりは食事後のブラッシング、清掃に気をつかうところの方が多いかと思います。
もちろん可能です。ただし、レントゲン撮影などで制約がでる可能性があります。矯正治療中は基本的にお薬を服用するような処置はありませんのでご安心ください。出産時に矯正治療中の方も多くいらっしゃいますが、産後数ヶ月通えない分の治療期間が後ろに延びるだけなので、とくに問題はありません。