日本矯正歯科学会認定医が解説!非抜歯矯正のメリット・デメリットを徹底解剖|赤坂矯正歯科|港区赤坂駅すぐの矯正専門歯科クリニック

Tel.03-6230-9959

〒107-0052 東京都港区赤坂6-3-16赤坂ストリートビル1F
WEB予約WEB予約
ヘッダー画像

ブログ

日本矯正歯科学会認定医が解説!非抜歯矯正のメリット・デメリットを徹底解剖|赤坂矯正歯科|港区赤坂駅すぐの矯正専門歯科クリニック

こんにちは、歯科矯正に特化した専門医院【赤坂矯正歯科】院長の黒岩です。

本日は、当院でもご相談の多い「非抜歯矯正」についてお話しさせていただきます。

歯科矯正治療を検討されている方の中には、「抜歯」という言葉に抵抗を感じ、非抜歯矯正に興味を持たれる方も多いのではないでしょうか。

非抜歯矯正は、健康な歯を抜かずに歯並びを整える治療法です。しかし、すべてのケースで非抜歯矯正が可能なわけではありません。

この記事では、歯科矯正専門医の立場から、非抜歯矯正のメリット・デメリットを詳しく解説し、治療の選択肢の一つとしてご検討いただくための情報を提供します。

非抜歯矯正とは?

非抜歯矯正は、歯を抜かずに、歯を移動させたり、顎の骨を広げたりすることで、歯並びを整える治療法です。

メリット

  • 健康な歯を残せる: 歯を抜くことに抵抗がある方にとっては大きなメリットです。
  • 心理的な負担が少ない: 歯を抜くことによる心理的な負担が軽減されます。
  • 治療期間が短縮できる可能性がある: 抜歯による骨の移動と比較して、歯の移動距離が短い場合、治療期間が短縮できる可能性があります。

デメリット

  • すべてのケースに対応できない: 歯を抜かないため、歯を並べるスペースが限られています。そのため、歯が密集している場合や、顎の骨が小さい場合など、非抜歯矯正が難しいケースもあります。
  • 出っ歯になる可能性がある: 歯を前に移動させることで、出っ歯になる可能性があります。
  • 治療期間が長くなる可能性がある: 歯を並べるスペースを作るために、歯を広げる装置を使用したり、顎の骨をゆっくりと広げたりする必要があるため、治療期間が長くなる可能性があります。
  • 歯を削る(ディスキング/IPR): 非抜歯の場合、スペースを作るために健康な歯を削る「ディスキング」を行う場合が多いです。

 

    非抜歯矯正が適しているケース

    • 歯が少しだけガタついている
    • 歯と歯の間の隙間が少しだけ空いている
    • 顎の骨が少しだけ小さい

    非抜歯矯正が難しいケース

    • 歯が密集している
    • 顎の骨が小さい
    • 出っ歯が強い
    • 受け口が強い

      非抜歯矯正で出っ歯になるリスク

      こちらは審美面でとても重要ですので、もう少し詳しく解説します。
      非抜歯矯正で出っ歯になるリスクは、歯を並べるスペースを確保するために、歯を前に移動させる必要がある場合に発生します。

      なぜ出っ歯になるのか?

      • 歯の移動: 歯を抜かずに歯を並べるためには、歯を移動させる必要があります。特に、前歯を前に移動させることで、出っ歯になる可能性が高まります。
      • 顎の骨の形態: 顎の骨が小さい場合や、歯が大きく、顎の骨に対して歯の数が多い場合など、歯を並べるスペースが十分にないケースでは、歯を前に移動させざるを得ないことがあります。
      • 治療計画: 歯科医師の治療計画によっては、歯を前に移動させることで、より良い歯並びが得られると判断される場合もあります。

      ディスキング(IPR)のリスクと代替案

      ディスキングは、歯を並べるスペースを確保するために歯の表面を削る方法ですが、以下のようなリスクがあります。

      • 歯の強度低下: 歯の表面を削ることで、歯が薄くなり、将来的な破折のリスクが高まります。
      • 知覚過敏: 歯の表面が薄くなると、冷たいものや熱いものに敏感になることがあります。
      • 虫歯リスク増加: 歯の表面が削られることで、歯垢や食べ物が残りやすくなり、虫歯になりやすくなります。

      当院の治療方針としては安易な歯の削り込み(ディスキング/IPR)はなるべく避けて治療を行います。
      そのために、アンカースクリュー装置を併用し、より健康的な治療方法をご提案しています。

      詳しくは診療メニュー「アンカースクリュー装置」のページをご覧ください。

      非抜歯矯正を選ぶ際の注意点

      • 複数の歯科医院で相談する: 複数の歯科医院で相談し、それぞれの意見を比較検討することが大切です。
      • 担当する歯科医師の矯正治療の経験と実績を確認する: 非抜歯矯正の経験が豊富な矯正専門医を選ぶようにしましょう。
      • 治療費を事前に確認する: 治療費は歯科医院によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
      • 治療期間を理解する: 非抜歯矯正は、治療期間が長くなる可能性があることを理解しておきましょう。
      • 後戻りのリスクを理解する: 後戻りのリスクを最小限にするために、矯正担当医の指示に従い、保定装置を正しく使用することが大切です。

      非抜歯矯正は、歯を抜かずに歯並びを整えることができる治療法ですが、すべてのケースに対応できるわけではありません。

      治療を受ける前に、メリット・デメリットをしっかりと理解し、歯科医師とよく相談して、自分に合った治療法を選びましょう。

      矯正相談は初回無料です。60分間じっくりと患者様のご不安や疑問点を丁寧にヒアリングし、初めての方にも分かりやすくお答えさせていただきます。

      当院の最寄駅は赤坂駅7番出口30秒です。 赤坂、赤坂見附、六本木、乃木坂、青山、溜池山王など、近隣にお住まいの方から、関西方面にお住まいの方まで、幅広いエリアからご来院いただいております。

      赤坂矯正歯科
      東京都港区赤坂6-3-16-1F(赤坂駅7番出口30秒)
      アクセスマップはコチラ
      問い合わせ 03-6230-9959
      メール info@akasaka-ortho.com
      LINE @873isrts
      今すぐ無料相談予約!初回カウンセリング(60分)のご予約はコチラから

      Page Top