インダイレクトボンディングシステム|赤坂矯正歯科|港区赤坂駅すぐの矯正専門歯科クリニック

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インダイレクトボンディングシステム

インダイレクトボンディングシステム|赤坂矯正歯科|港区赤坂駅すぐの矯正専門歯科クリニック

インダイレクトボンディングシステムとは

インダイレクトボンディングシステムとは

インダイレクトボンディングシステム(Indirect bonding system)とはブラケットの装着方法の一つになります。従来はダイレクトボンディングシステム(Direct bonding system)が主流でしたが、近年インダイレクトボンディング法が登場しました。矯正治療において、このブラケットの位置(ブラケットポジション)が最も重要になりますので詳しくご紹介いたします。

ブラケットの装着方法

表側矯正、裏側矯正はブラケット+ワイヤー装置を利用して歯を動かします。
このブラケットと呼ばれる装置は、歯の表面(表側矯正)もしくは歯の裏側(舌側矯正)に接着剤を用いて、付けていきます。その後、歯に着けたブラケットにワイヤーを通していきます。
すなわち、矯正治療において、このブラケットの位置(ブラケットポジション)が最も重要になります。

ブラケットポジションの重要性

装置の位置ってそんなに大事?

ブラケットポジションの重要性

上の絵はブラケットをずらして付けたら、歯はどう動くのか?を表したものです。
見て分かるように、同じワイヤーでも歯を並べた最終位置が大きく違うのが分かります。
ブラケットポジションが1mmずれるだけでも歯に伝わる力、歯の動き方が変化しますので、矯正医はこのポジションに細心の注意を払いながら、1個ずつブラケット装着を行います。
もし矯正装置が適切な位置に設置されなかった場合、治療期間が伸びてしまったり、悪い場合には歯並びがきれいに整わないこともありえます。装置の位置は治療の結果を左右する、大切なポイントです。

そして、この治療の要であるブラケット装着には、
①ダイレクトボンディングシステム(DBS:Direct Bonding System)
②インダイレクトボンディングシステム(IDBS:Indirect Bonding System)
の2つの方法があります。

ダイレクトボンディングシステム(従来法)

ダイレクトボンディングシステムとは、患者様のお口の中で、矯正医が一つずつ装置を歯に直接付けていく方法です。多くの矯正歯科医が採用しており、こちらが従来の方法です。

メリット

  • 技工作業が必要ないため、医院の作業時間や経費がかかりません。

デメリット

  • すべての歯に装置を装着するまで、治療時間がかかる(30分以上)。
  • 治療時間が経つと、唾液などにより口の中が湿ってきて治療操作がより難しくなる。
  • 目視で確認しながら、誤差なく正しい位置に装置を装着することは、技術的に難易度が高い(ベテランでも難しい)。

インダイレクトボンディングシステム

患者様の歯型模型上でブラケットポジションを決め、その位置に再現できるトレーを作製します。トレーを用いて、歯にブラケットを装着する方法です。当院で採用しています。

メリット

  • 模型上は作業がし易く、理想的なブラケットポジションを見極める上で有利。その結果、歯が効率的に早く並び、治療期間の短縮と治療結果の向上につながる。
  • トレーを用いて装着するため、正確に設置できる。
  • トレーを用いて一度に装着できるため、治療時間(チェアタイム)が短く、患者様が楽。
  • トレーを用いて装着するため、再現性が高く、術者間で差が出ない。
  • ダイレクトボンディングシステム(従来)より設置の精度が高い

デメリット

  • 技工作業が別に必要なため、医院の負担する作業時間と経費がかかる。

インダイレクトボンディングの仕組み

インダイレクトボンディングの仕組み①
インダイレクトボンディングの仕組み②
インダイレクトボンディングの仕組み③

インダイレクトボンディングは、装置の位置決めを模型上で行った上で設置していきます。インダイレクトボンディングシステムでは「コア」と呼ばれるガイドのようなものを使って、歯型模型上で決定された装置の位置を実際の歯でも再現していきます。
このインダイレクトボンディングシステムの方法を取ることで、装置を計画通り適切な位置(ポジション)に設置できる他、作業の難しい歯の裏側であっても、短時間で設置を行うことができます。

当院のインダイレクトボンディングシステム

当院のインダイレクトボンディングシステム

表側ワイヤー矯正では多くの矯正歯科医がダイレクトボンディングシステムで装置を設置します。(歯の表側は目視で装置設置が行いやすい、技工が必要ない等の理由から)
ただ、お口が小さくて歯が見えにくい、奥歯のため見えにくい、などの問題がある場合に、装置セッティングが計画通りに出来ず、治療の精度が落ちてしまう事があります。
治療の精度を高めるためには、表側ワイヤー側矯正であってもインダイレクトボンディングシステムの使用が理想的です。
赤坂矯正歯科では、通常は裏側矯正(舌側矯正)で行われるこの「インダイレクトボンディングシステム」を表側矯正でも使用し、治療精度を高くしたいと考えています。
医院の手間と費用は増えますが、当院では表側・裏側矯正(ワイヤー矯正)の全てにインダイレクトボンディングシステムを取り入れています。

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