目次
矯正治療中に美容医療、美容整形はできる?
矯正歯科医が考える「おすすめの順番」と注意点について
こんにちは、赤坂矯正歯科院長 歯科矯正医の黒岩です。
最近、患者様から増えている質問にお答えします。
「矯正治療中に美容医療、美容整形を受けても大丈夫ですか?」
結論からお伝えすると、基本的にはほとんど問題ありません。
美容医療がかなり身近になってきたこともあり、
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医療脱毛
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レーザーフェイシャル
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HIFU(ハイフ)
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ヒアルロン酸
-
ボトックス
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アートメイク
などを受けながら矯正治療をされる患者様は非常に多いです。
今回は、矯正歯科医としての立場から、「矯正治療と美容医療の関係」についてお話しします。
基本的には、矯正治療中でも美容医療は問題ありません
患者様からよく聞かれるのが、
「ワイヤーが入っていると脱毛で熱くなりませんか?」
という質問です。
確かに金属は熱伝導性があるため、ワイヤー、メタルブラケットが光に反応し、一時的に熱を帯びて痛みが出ることがあります。
ただ、一般的な医療脱毛や美容レーザーによって、矯正装置に大きな問題が起こることは通常ほとんどありません。
レーザーフェイシャルやHIFU(ハイフ)などについても、基本的には矯正治療中でも受けていただいて問題ないケースが多いです。
もちろん、施術部位や出力設定によっては、一時的な違和感や熱感を感じる可能性はありますので、
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「矯正治療中であること」
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「ワイヤーやマウスピースを使用していること」
は、美容クリニック、サロン側に事前に伝えておくと安心です。
眉毛・唇のアートメイクも基本的には問題ありません
最近かなり増えているのが、
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眉毛アートメイク
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リップアートメイク(唇)
についてのご質問です。
こちらに関しても、基本的には矯正治療への影響はほとんどありません。
ワイヤー矯正・マウスピース矯正どちらでも、通常は問題なく施術可能です。
ただし、唇のアートメイク直後は、
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腫れ
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ヒリヒリ感
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口を大きく開けづらい
などが一時的に出る場合があります。
そのため、
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アートメイク直後の矯正調整
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長時間お口を開ける処置
などは、少し辛く感じることがあります。
個人的には、矯正調整日の直前よりは、少し間隔を空けていただく方が快適かなと思います。
注意が必要なのは「Eライン」に関わる美容整形です
一方で、矯正医として注意したいのは、
お顔のバランスそのものを変える美容医療
です。
例えば、
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鼻のプロテーゼ
-
鼻のヒアルロン酸
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顎ヒアルロン酸
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顎プロテーゼ
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輪郭形成
-
おでこの形成
などですね。
これらは単純に「施術してはいけない」という話ではありません。
問題になるのは、
「矯正治療計画とのバランス」
です。
矯正治療は「歯並びだけ」を見ているわけではありません
矯正治療では、
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横顔
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Eライン
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口元の突出感
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唇の位置
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顎とのバランス
など、お顔全体の調和を考えながら治療計画を立てています。
例えば、
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「どこまで口元を下げるか」
-
「抜歯をするか」
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「横顔をどの程度整えるか」
などは、Eラインとのバランスを考慮して決めています。
そのため、矯正治療中に鼻や顎のボリュームが変化すると、当初想定していた顔貌バランスが変わる場合があります。
個人的には「矯正→美容整形」の順番がおすすめです
これはあくまで矯正歯科医としての個人的な考えですが、
理想的な順番は
「まず矯正治療」
↓
「その後に美容整形」
だと思っています。
なぜなら、矯正治療だけでも、
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横顔
-
フェイスライン
-
口元の印象
-
Eライン
はかなり変化することがあるからです。
実際、
「矯正したら思った以上に横顔が整った」
という患者様は多いです。
そのため、まず矯正治療後のお顔立ちを見た上で、
-
鼻をどうするか
-
顎をどうするか
-
ヒアルロン酸が本当に必要か
を判断した方が、結果的に自然で綺麗にまとまりやすいと感じています。
「美容医療が終わってから矯正」より、矯正を先におすすめしたい理由
個人的には、
「美容医療をやろうと思っているから、矯正は後回し」
という状態は、少しもったいないと感じています。
矯正治療は、開始年齢によって有利な部分があるからです。
特に若い時期は、
-
骨代謝が活発
-
歯の移動がスムーズ
-
治療効率が良い
というメリットがあります。
もちろん成人矯正でも十分綺麗になりますが、年齢とともに、
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歯周組織
-
骨代謝
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歯肉退縮リスク
-
治療期間
などを考慮する場面は増えてきます。
なので、
「美容医療も気になるけど、歯並びも気になる」
という方は、ぜひ矯正相談を早めに受けていただければと思います。
まとめ
矯正治療中でも、
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医療脱毛
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レーザー治療
-
HIFU
-
ボトックス
-
ヒアルロン酸
-
アートメイク
など、多くの美容医療は問題なく受けられることがほとんどです。
ただし、
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鼻
-
顎
-
口元
-
フェイスライン
など、Eラインや顔貌バランスに関わる美容整形については、矯正治療計画との兼ね合いが重要になります。
個人的には、
「矯正治療 → 美容医療」
の順番がおすすめです。
矯正治療は、歯並びだけではなく、お顔全体の印象にも関わる治療です。
美容医療も矯正治療も、どちらも「自分をもっと好きになるため」の医療だと思っています。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
執筆者紹介
赤坂矯正歯科 院長 黒岩哲良
経歴:日本矯正歯科学会認定医/歯学博士/鶴見大学歯科矯正学講座 非常勤講師
矯正専門の歯科医師として、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供することを使命としています。
デジタル矯正技術の導入や、世界中でアップデートされる治療方法の研究を日々行いながら、治療精度を高めています。表側ワイヤー矯正、アンカースクリューを併用したハイブリッドな治療、マウスピース型矯正装置や舌側(裏側/リンガル/ハーフリンガル)矯正装置などを使用する目立たない治療、加速矯正処置も行っており、幅広い症例に対応可能です。
患者さんの健康と審美性を両立させるため、チーム医療の重要性を重視し、各専門家との連携を積極的に行っています。
これからも最新の知識を学び続け、より良い矯正治療を提供できるよう努めてまいります。お気軽にご相談ください。
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